sprout alfalfa スプラウト
 

遮根シートと高吸水ファイバーを使ったスプラウト栽培方法

 

スプラウトは短期間で収穫できる栄養価の高い優れた食材です。収穫まで適度な水分を自動供給できれば種を蒔いた後は温度管理だけで約5日後に収穫できます。
sprout5day
種植え後5日のアルファルファ

自動給水の構造
希望する収穫量に応じたサイズの容器を準備します。
浮きとなる発泡スチロールの板(厚さ7~10ミリ)を容器の内側のサイズに合わせて切り取ります。切り取るサイズは水の量に応じて自由に上下するよう、容器よりも数ミリ小さく切り取ります。
次に容器の内側より1センチ大きなサイズ(例えば容器の内側サイズが10センチx15センチの場合、11センチ x 16センチ)で高吸水ファイバーを切り取ります。
遮根シートを高吸水ファイバーより大きく(12センチ x 17センチ程度)切り取ります。
容器に水を注ぎ、発泡スチロールの板を浮かせ、高吸水ファイバーを敷きます。
水中に全てを押し込み空気の泡を抜き取り、手放すことで自然に水面に浮いて来ることを確認します。高吸水ファイバーが発泡スチロールの板の中央に乗っていることを確認し、遮根シートを被せます。遮根シートが全面濡れるよう空気を抜き装置の完成です。
sprout side view

装置が完成したら種を蒔き、暖かい室温(20〜25度)で維持すれば約5日程度で収穫できます。20〜25度がベスト、25度〜30度では成長が少し早くなりますが徒長しますし、栄養価は低温の方が高いそうです。スプラウトは比較的高温で多湿を好みますので、容器を清潔に保ち菌の繁殖に注意します。種植え前に遮根シートの表面に熱湯を注ぎ殺菌し、温度が30度程度に落ちたら種を蒔く方法があります。比較的高温で種植する方法は種に早く水分を吸収させ、発芽時期を揃える目的でも効果があります。

スプラウトに光りを当てると光合成が始まり葉がグリーンに変わりマイクログリーンへと成長します。光合成に必要な光りと同時に根に栄養を与えることで、本葉が芽を出しスプラウトとは異なる成長した植物固有の味と香りが出てきます。マイクログリーンを育てるにはスプラウトと同じ装置に光りと栄養を与えるだけで育てることができますし、養液を循環させる専用装置を使えばマイクログリーンより大きなべービーリーフへと効率よく栽培することができます。