植物育生用LED
LEDは少ない発熱で高効率で発光します。植物育成用に使われるLEDの特徴は効率の良さだけでなく、植物の光合成に最も適した色の発光ができることです。光合成は赤と青色の波長にピークがあり、その波長と同じ光りをLEDは作り出すことができます。植物の種類により、波長 650nm-680nm の赤色光によって誘導され根と茎を大きく、青色は葉を大きくします。赤色LEDだけで育つリーフレタスなど植物によって光りに対する反応は異なります。赤と青色だけが植物の生長に必要なわけでなく、他の波長の光りも影響します。
LEDは特定の光りの色を発光しますし光量も比較的簡単に調整できますから植物の生長に関した研究に役立ちます。
植物は成長段階で必要な波長は異なります。マイクログリーンは花を咲かせたり、実を付けるための波長は必要ありません。光りの波長に大きく左右されることなく、一般の蛍光灯でも十分育ちます。

   
 
赤・青色砲弾型LED使用の栽培装置 100W
 
   
 
高輝度LED5630 SMDテープ 植物育生専用
青460nm, 赤660nm 1:4
 


LED box

光りの強さは光源からの距離に比例します。背の高い植物で下の葉に十分光りが届かないばあい、上からの投光だけでなく、横から光りを当てることで、効率良い光合成が期待できます。厚みが数ミリのLEDテープは自由に曲げることができます。左の写真は密閉された箱の中で赤、青、白色LEDのテスト用に利用されています。上面からの照射だけでなく、横面にLEDテープを貼り付けて箱内を光りに溢れた環境にできます。
LEDテープはこの様な利用目的で非常に便利な光源です。

LEDテープ用12VDC電源、分割コネクター
白色LEDテープ SMD5630、3500K


太陽光に近く幅広いスペクトルを持つ人工光源が利用できればベストです。
太陽光は多くの面で人工光よりも優れていますが、人工光は自由に日照時間を調整できるなど有利な面もあります。
マイクログリーンは日照時間が10時間以上、暗黒時間が最低6時間が好ましいようです。冬期など太陽光を利用していても日照時間が不足する場合には、人工光を補助光として利用することで成長を促すことができます。人工光の場合、光量は経費に大きく影響しますから、安価な低光量の光源を長時間照射することによって成長を補足することもできます。


植物育成用蛍光灯を使った栽培装置、2灯 x 40W使用

マイクログリーンの味と香りは葉に多く、茎ではなく葉を収穫するのが目的です。光量と照射時間が不足すると細い茎が長く伸び、葉は小さく育ってしまいます。南に面した日当たりの良い大きな窓があれば室内でも栽培できますが、窓から日が差さない家庭では、マイクログリーンは小さな栽培装置で生育可能ですから、屋外の日当たりの良い場所を選んで栽培するなど、人工光に投資しなくても栽培可能です。