マイクログリーンの有機栽培
オンボードのマイクログリーン専用装置(ZBL-1)は水耕栽培ですが、マイクログリーンは土を使って有機栽培することもできます。基本的にマイクログリーンを育てるのは一般的な野菜の育苗(田畑に移植する前の人工的な環境下で発芽・育生)段階の栽培方法と同じです。
ホームセンターなどで販売されている育苗用のポットが利用できますし、身近にあるプラスティックなどの容器が代用できます。
種を蒔く間隔は基本的に収穫時の葉の大きさで判断するのが良いと思います。マイクログリーン(双葉から本葉が出た頃収穫)で収穫するか、
ベイビーリーフまで育てるかによって種植の密度を考慮します。密度は種の大きさによって異なりますが、最初は平均5~10mm間隔で試し、経験から学んでください。
発芽までは光りは必要ありませんから室内で管理し、蓋をして高い湿度を維持します。発芽後は雨や風などに晒されないよう、温室など天候に影響されない場所で、できれば8時間程度の直射日光が当たる環境が理想です。
日照時間が短いと成長が遅いですし、茎は長く伸びて徒長します。大根などは茎を美味しく食べられますが、基本的にマイクログリーンは茎を短く、香りや味の多い葉を収穫するのが目標です。

microgreen organic

種まき用土はホームセンターや園芸店など何処でも購入できますが、殺菌済みの清潔な土を使います。
大きく成長してから収穫する植物よりも、マイクログリーンは種や培地からの細菌の影響を受けやすく、殺菌した用土を使うことが好ましいです。スプラウトやマイクログリーンの種は化学薬品で殺菌されていない無加工の種子を、信頼できるメーカーから購入します。

種植は、用土を十分濡らしてから種をまき、大きな種(大根など)は種の上に用土を薄く被せ、十分な水を霧吹きなどで、種が流れないように与えます。小さな種は用土を被せず、用土に種を押しつた後に霧吹きなどで水を与えます。
用土が乾かないように、ペーパータオルなどでカバーするのが良いでしょう。発芽してペーパータオルが持ち上がってきたらペーパータオルを取り去り、光りにあてます。培地を乾燥させないことが大切ですが、水の与え過ぎは様々な問題を引き起こします。
発芽後はジョウロなどで強く散水すると苗を痛めためる原因になりますから、底面給水が手間いらずでお勧めです。
理想の発芽温度は種の種類によって異なりますが、培地温度25度、発芽後は室温15~27度であれば多くの植物は健康に成長します。
冬期は室内でも温度が下がり過ぎる場合には、ヒーターマットなどで培地を暖めます。
寒さに強い植物、暑さに強い植物がありますから、環境に合わせて種を選ぶことで光熱費などの経費を節約できます。