水耕栽培 計器類、あると便利な付属品
ここでご紹介する計器類は、マイクログリーン育生には必ずしも必要ありません。
マイクログリーンは短期間で収穫できますから、収穫毎に適当な濃度の養液に交換し、装置を洗浄することで
計器無しでも問題無く育ちます。しかし順調に生育しなくなったときなど、PHや養液濃度を目で確認できれば生育不良原因の究明に役立ちます。

PHメーター: PH-meter
弱アルカリ性を好む野菜・ハーブもありますが、一般的に弱酸性(PH5.5~6.5)に養液を維持します。弱酸性であれば多くの肥料(窒素、燐酸、カリ、等々)成分が平均して溶けている養液になり、植物は効率よく栄養を吸収します。PHの値が外れると健康が損なわれ、病気や害虫被害の原因になります。PHを適性範囲に保つにはリトマス紙やPHメーターが必要です。PHの調整にはPH UP, PH DOWN剤を利用するのが簡単ですが、薬品によってPH値が大きく変動すると、植物にショックをあたえますから注意が必要です。小規模な育生装置では薬品を使わなくても弱酸性にするにはレモン液が効果があります。




TDSメーター:TDS
養液濃度を測るメーターです。マイクログリーンは高濃度の養液を必要としませんが、スプラウトと異なり栄養がなければ育ちません。植物の種類によって必要濃度は異なりますが、一般的にEC1.0程度で
問題無いようです。


照度計: Lux meter
明るさを判断する基準として役立ちます。例えば直射日光と温室内の照度を比較し、どの程度温室のガラスやビニールが光りを吸収するかの判断に役立ちます。蛍光灯やLEDなどの人工照明は輝度だけでなく光の波長(色)によっても成長が異なります。照度計は直射日光や日影の明るさと比較して、蛍光灯やLEDがどの程度の光りを発しているのか、目安として使うには価値があります。
照度計は人間の目と同じで、緑色に敏感に反応します。植物の光合成は赤と青色に強く反応します。植物の光合成に必要な光の波長400-700nmを測るのはPARメーターを使います。


FLOAT SWITCH
float switch
水耕栽培の養液タンクの養液が切れると、土耕栽培と異なり植物は短時間で萎えてしまいます。水中ポンプは養液切れで空回りさせるとポンプの故障原因となります。フロートスイッチはマグネットの浮きが水位により移動することで電気の回路を開閉させる大変便利なスイッチです。下の写真はフロートスイッチをPVCの容器に収め、LEDライトを取り付けることで、養液の量が下がるとLEDが光ります。LEDの代わりにポンプを繋げば、水位が下がると自動的に給水する自動給水装置が簡単にできます。マグネットの向きを反対にして、タンクに適量養液が注がれたらスイッチが切れる使い方もできます。
float swith with LED